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住めば広島

東広島市に赴任してきた30代OLの日々。ねずみと犬と三人暮らし。

逃げ恥の感想

周囲の人に「石田ゆり子がとにかく美しい」と言われて、乗り遅れたものの最後の二話だけ見ました。あとユーリオンアイスでフィギュアスケートにかぶれるうち羽生君のキレッキレの恋ダンスに行き当たったのもあってw

以下感想です。

・ガッキー、かわいい。

とにかく整ってる。すげー見ちゃう。単に好みなんでしょうね。今まで好きな女優を聞かれたら北川景子と言ってたんだけど、ガッキーと北川景子って言うことにしました。星野源もかわいいって言ってる人いたけど、うーん。たぶん顔立ちというよりは、私が見逃してた頃の、恋愛に不慣れな感じが初々しくてかわいかったんだろうな。

でもみくりとヒラマサが「かわいすぎるんですけど」「それはこっちのセリフです」というところは、今までを見てない私でも、なんだかほのぼのしてよかった。二人がくっつくまでを見た人はもっとグッと来たでしょうね。いつまでたってもですます調なのも初々しい感じ。

 

石田ゆり子、素敵。

みんな口をそろえて「無理してない美しさが素晴らしい」というので見てみたら、確かにそんな感じ。若作りしてるわけじゃなくて、年相応なのが良いんだろうな。でももともとの顔立ちの美しさと透明感は損なわれず(書いてて思ったけどなんなんだろう透明感って)。

最終回で若い恋敵?に「年増女をバカにする風潮あるけど、あんたもそのうち年増女になるんだからつらくなっちゃうよ?年増is悪みたいな呪縛からは逃げちゃったほうがいいよ」みたいなことをもうちょっと上品な感じで言ってたと思います。「自分に呪いをかけないで」かな。せやねん、無駄な呪縛やねん。

ドラマでは石田ゆり子のような美しい人が言うから「年をとるのも悪くない」とすんなり思える部分もあったけど、別に美しくなく年をとったってそんなもん人の勝手なので、私は、「年増is悪」と、もう一つ「美魔女is善」の呪縛からも逃げておこうと思います。

以前、全然別の番組だけど、久保ミツロウが「中年女性であることに疲れた」っていってたのにちょっと胸を打たれました。「輝きを取り戻せ」って言うけど別に若い時だってそう輝いてなかったし、いったい何歳まで美しさを追い求めなきゃならんのだ、と。

言いたい人はいろいろ言うけど、無視無視。逆にもちろんアンチエイジング頑張りたければやればいいし、いつまでも可愛く若作りしたければすればいい。年相応の石田ゆり子は素敵だけど、別に相応じゃなくても誰も困らないから、イタイおばさんって言われても、そんなの無視。私はこれが好きなんだから放っておいて、で良いと思う。なんで外見のことでこっちがそんな強さを身に着けなきゃならんのかという気もするけど、現状仕方ない。

私も、最近はそうでもないんだけどもともと子供みたいな丸襟とかスモックとかが大好きで、でも海外では子供っぽい大人服って売ってないから、帰国てすぐの頃は反動で結構メルヘンな恰好してたような気がします笑

 

・みくりがいろいろハッキリ言う

家事は女って考えは古い、女も社会に出て働くべき、ってひとしきり喧伝されて、一周回って、雇用契約のもと対価をもらって家事やりますよ、っていうのは個人的にはアリだなあと思います。男女問わず社会に出てなくても家事も仕事だと認め、家事の質に見合った正当な対価が支払われるのなら、それは別に蔑視とかではないと。社会に出てこそっていうのは逆に主婦業蔑視でしょう。社会に出たいのに、女だからって理由で家事を押し付けられてるんだったらダメだけど(そういうストーリーではなかったと想像)。

でも「入籍したら今まで支払っていた賃金が貯蓄に回せるから結婚しよう」と言われたらそれはブチ切れるところですよね。「結婚したら主婦の賃金は生活保障のみになるとすると、それは最低賃金を意味する。最低賃金でも『相手が好きなら』当然高サービスを提供すべきというのは『好き』の搾取である」みたいなことを言ってたと思いますが(違ったらすみません)、それはその通りだと思います。その直前には「やりがいあって楽しいから低賃金でお願い」と頼まれた仕事を「それはやりがい搾取です」と賃上げ交渉してて、すかっとしました。

(そもそも入籍を思いついたのは、籍を入れないと相手に責任を負っていると社会的に認められない、というのがきっかけだったはずなので、だったら入籍しても賃金は支払えば?と思ったけど。税制上の優遇だけはあるんだし。)

共働きシミュレーション中の家事分担についても「相手の分担分がちゃんとできてないとイラっとする」とか「今までは仕事だからちゃんとやってただけ」「じゃあボランティアで全部やりますけど、ボランティアなので何もしてなくても文句言わないでください」とかガンガン言いたいこと言っててちょっと面白かった。個人的には、みくりもフルタイムなのに家事分担が圧倒的にみくりのほうが多いように見えたのが気になったけど…

 

・みくりは普通だろ

こざかしいこと言ってプロポーズを台無しにしたかわいげのない女だから嫌われる、と落ち込むみくり。いやいや、怒って当然だろそこは、と思いました。反省するなよ。

「私みたいに主婦の労働の対価とか言わないで、プロポーズを喜んでくれる女性はたくさんいます」とか言わないでほしい。タダ働きさせたいから結婚しようって言われて喜べる女のほうが普通じゃないって。「みくりさんが普通じゃないことはわかってますから今更です」っていや違うよ、あんたが悪いんだよみくりさんの反応は当然だよ。

 

・共働きシミュレーションが鬱

私がホームドラマを見ない理由の一つなんだけど、現実のほうですでにおなか一杯になってるモヤモヤをTVでまで見たくないっていうね。家事分担でもめるシーンのお互いの不満がリアルで気分が落ち込みました…みくりもイライラしていろいろ言い返してたので部分的にはすっきりしたけど、上記のようにモヤモヤもあり。

 

・一人で生きるのも、二人で生きるのもめんどくさい。だったら…

「だったら二人もいいじゃないか」というのがドラマの結論だったと思いますが、「だったら敢えて二人にならなくてもよくない?」と思ってしまった独身の方、全国に数万人いるのではないかと…どうかな。

家事分担について会議を開いて、もめながらも話し合って解決の糸口を探す、本当にえらいと思います。最後のほうで「子だくさんになったら」「逆に専業主夫になるかも」ってその都度二人の生活の形を変えながら一緒に暮らしていくのを想像してましたよね。現実の夫婦だって、最初に決めたことなんか状況の変化ですぐ吹っ飛んでしまうから、その都度話し合って道筋を探していくんだと思います。一緒に考えていこうねっていう姿勢はよかったし、ヒラマサのほうも変化を厭わない(女にばっかり仕事やめろだの復帰しろだの言わない)のもよかったです。ただ・・・・私は正直めんどくさいと思ってしまった。いちいち話し合って折り合いをつけるって、よほど好きな相手じゃないと無理ですよね。そのめんどくささを乗り越えてまで一緒にいたいほど好きって、よほどですよね。

 「入籍してもしなくても、一緒にいられたらどっちでもいいねー」みたいな感じで終わったと記憶してるのですが、そう、どっちでもいいのです、愛があれば。

(入籍しようとした理由は社会的な責任が云々だったと思うので、それはもう良いの?とは思ったけど)

そう思えるみくりはいいなーと思います。そうまで思える相手がいていいなあ。

自分の婚活を振り返ってもそうまで思える相手には出会ってなかったし、あのやり方で出会いそうな気もしないなと再認識(同時に、前にも書いたけど男性は割と安易にOK出すような印象だったので、本当にそこまで覚悟の上だったのか?と疑問)。

 

・とにかくみんな呪縛から逃げて自由になりましょう

みたいなメッセージで良かったんだよね。

最後のシーンで、今までさんざん男から「小賢しい」と言われて傷つき、自分は小賢しいからダメなんだと思い込んでいたみくりが、ヒラマサに「小賢しいというのはそもそも相手を見下してないと出ない言葉。自分はあなたを小賢しいと思ったことはない」と言われて感動してましたね。たしか。

ただ私はそもそも、このドラマの文脈での小賢しいって文字通り「ちょっと賢い」って意味が含まれていると感じていて、何度も自分で小賢しいって言われると「なにそれ自虐風の自慢?」って思ってしまいました。みくりって、アイデアマンで行動力があり、かつ自分の意見を論理的に主張できる感じのキャラクターなんですよね(2話しか見てないので自信ない)。それで「私って小賢しいって言われるんですぅ」って落ち込まれても…と思ってしまって。「天然って言われるんですぅ」と似たものを感じてしまって。言う奴がムカつくんですぅ、ならわかるんですけど。

まあそれは本題とは関係ないですよね。他人に言われたことであまり自分を縛るのは意味ないですよ、事実婚でも年の差あっても同性愛でも、好きなら好きなようにやればいいじゃないですか!といいたいんだなと思いました。

私も今年は今まで以上に好きなようにやりまーす。