住めば西条

東広島市に赴任してきた30代OLの日々。犬と二人暮らし。

婚活の感想5

4のつづき。

婚活を通しての、親族とのかかわり。

婚活していると周りみんな当事者顔して口出してくるけど、その結果については誰も責任とらないし、簡単に意見を変えます。彼女は、メンタリティと境遇は私と結構似てるんですが、親戚からの当たりは私よりずっとひどくって、「えーその人はちょっとやめたほうがいいんじゃない?」からの「えっ断るの?もう次がないでしょ!一生独身だよ!」のコンボを親族一同から何度も・何往復もくらってます。

それでやっと、ああ、私の結婚の当事者は、私と相手だけなんだ、って思い知るんです。

私や彼女は、自分の意見をもって、一応自立してます。でも一方で、自分でも意識してなかったのですが、なかなかの「よいこ」だったのです。つい親に従おうと、親を喜ばせようとしてしまう。親に「やめたほうがいいんじゃない?」と言われたら「反対されてまでは…」と思うし「えっ、断るの?」と言われたら「私にこらえ性がないのが悪いんだ…もう少し我慢してお付き合いしてみようか」と思ってしまう。

私(たち)は自分の意見を持つことすら、親にそうあれと教えられてきたから、というふしがありました。でも親から見たら、自分のことを自由に決めてきた子、自立してかわいげのない子です。だから「何を言ってもお前はどうせ親を無視して自分のやりたいように決めるんだろ」って余計に親は好き勝手言うのです。挙句に「自立してるからってプライドが高くてかわいくない」ですよー。

私、あなたたちの反対を押し切って何かしでかしたことある?結構よい子でやってきたと思うんだけど?昔は元気でいてくれればいいって言ってくれてたのに、やっぱり結婚して孫を生まないと認めてくれないの?

私は以前、「私はあなたたち親が思うよりも自由奔放な子ではないし、親としての発言にはあなたたち自身が思っているよりも影響力がある。人生かかってるようなことで意見を覆すのなら最初から何も言わないでほしいし、現状の私が親不孝だとまで思っていないのであればもっと肯定してほしい」と親に話したことがあります。どれくらいわかってくれているのかはわからないけれど「家族だからって何を言ってもいいわけじゃない」ということだけは伝わったように思います。そして私も「親に認めてほしい」「親に喜んでほしい」っていう気持ちで動いてしまうのはいい加減やめる努力をしようと思いました。

親は親で、その時その時で一応私のことを思って言ってくれてるかもしれない。でも、母性とか親の愛とか、神聖視しすぎてたんじゃないかなと思います。うちは別に毒親ってほどの親ではなくて、普通の善良な人たちで仲もよいですが、単に親も人間だから、子供のことを考えてるふりして実は自分のこと考えてることもあるだろうし、言った後で気持ちが変わることもある。親も人間だから、いつも正しいわけじゃない。そんな当たり前のことが認められるようになったのは、自分が、子供のころの記憶にある親の年齢を追い越してからでした。遅いよねー。

たとえば母が今の私の年のとき、私はすでに小学校5年生だったんだけど、そのころの母が今の私程度の知能だったと思ったら、私が小5のころ思ってたよりも全然大したことねーなと。そりゃ間違ったことを言うこともあっても仕方ないよね、と。

そう思えたのは婚活のおかげだけではないけれど、まあそういう話をする機会になったのはよかったと思います。