住めば西条

東広島市に赴任してきた30代OLの日々。犬と二人暮らし。

大原美術館(とらとらまごまご)に行きました

倉敷大原美術館に行ってきました。

隣の県だから全然大した移動じゃないんだけど、近いからこそ別に計画立てなくても半日で行って帰って来られるので、ほんとに無計画にぶらっと出かけられたのがよかったです。誰と約束してるわけでも、予約があるわけでもないので、行くかどうかすら、その時の自分の気持ちひとつ。一人旅の解放感。

行きに、気になってた肉屋さんに思いつきで寄り道してコロッケひとつ買ってみたらおいしかった。そういうこともなんだか幸先良くて嬉しかった。

駅のコンビニで軽食を買って電車に乗る。ガラガラの電車でかじる、したらばのうまさ。良いお天気で瀬戸内海が青い。解放感。

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出かけてみて気付いたんだけど、私、こういう一人旅は久しぶりでした。

約束とか用事があって電車に乗ることはたくさんあったんだけど、自分のためだけに遊びに行くっていうのが久しぶり。旅行じゃんじゃんしてるときには、旅がリフレッシュになるっていう感じがどうやら薄れていたけど、久々にやってみたらすごい解放感。たった半日なのに、夏休み感。

 

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倉敷はきれいでした。駅から美観地区が歩いてすぐなのも良いですね。大原美術館は美観地区の雰囲気を壊さない感じ。

目的は井上涼のとらとらまごまごアニメ。大原美術館設立にまつわる、大原孫三郎と児島虎次郎の友情物語。とらまごのスペースは小さいんだけど、そこに到着するまでの展示室にもぽつぽつととらまごアニメのスケッチが無言で展示されてて、「何この変な形の物体」「この人何でこんな動作してるの」って思いながら進んでいって、最後にアニメで「ああさっきのスケッチここのシーンなんだ!」って答え合わせができるような配置でした。本館が全体的にとらまご的になってた。

アニメーションは、明るくて、軽くて、大人もつい笑っちゃうようなユーモラスなものでした。虎次郎が若くして死んでしまうことはわかっていたけれど、そのシーンも重く悲しく書くんじゃなくて、さらっと軽く、でも不思議な明るさのなかに切なさもあって、さすが、、、という感じでした。見に行ってよかった。二人はいつもの素敵な待ち合わせ場所で、また会えた。思いだしただけで泣きそう。

 

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戦利品は、とらまごじゃなくて何故か赤ずきんと健康のバッヂ。

と、倉敷のLOFTで買ったアレッポの石鹸。

帰りは電車を間違えて呉線に入ってしまい慌てて降りたものの、引き返す電車が入れ違いで出てしまったので、次のを無人駅で40分待ちました。携帯の電池も切れて、暇だったなあ。蚊が来るのでストレッチや体操で身体を動かしている不審者でした。でも私を反対向きの電車に乗せるために一緒に走ってくれたおじさん(間に合わなかったんだけど)がいて、「次の電車まで40分か、それでも通勤時間だから早いほうだよ、良かったね!」って私を励まして去っていきました。嬉しかった。

嬉しかった気持ちもその後の40分で蚊に刺されながらどんどん消費されていったんだけど…。

その後も、やっと引き返したら乗り継ぎ電車が大雨で遅延、財布に万札しかなくてコインパーキングから車が出せない、赤信号無視の酔っ払いに進路をふさがれるなど、さまざまなトラブルに見舞われながらへろへろになって帰宅。

もうやだー、せっかく楽しい小旅行だったのに、と思ったけど、寝る時にふと駅で一緒に走ってくれたおじさんのことを思いだしたら、最後の酔っ払いへのイライラがすーっと引いていってスヤァ・・・でした。おじさんありがとう。