住めば西条

東広島市に赴任してきた30代OLの日々。犬と二人暮らし。

捨て石

先日不妊治療の特集で、「年増の不妊治療に税金使うより、生まれてる子供に使ってくれ」って20代女性からの投書が紹介されてた。

あー、そうだよね、結婚「しなかった」のは本人の自己責任ですもんねー、、、と地味に落ち込んでいたら、NHKの小野アナが

「自分たちの世代が20代30代のときは『とにかく女性も社会にでるべき!』という時代で、仕事を頑張っていたら今になって『卵子が老化』とか言われて。それで手を差し伸べてもらえないっていうのは、、、甘えかもしれないけど、『でもそのころは、そんな社会じゃなかったでしょ?』って言いたくなる」

というようなことを言ってた。「私たちの世代は捨て石」とも。

あんなキラキラ活躍しているNHKのアナウンサーでも、結婚して子供をもたなかったことで自分を「捨て石」って思うんだなあ。。

 

私はまだかろうじて手遅れという年齢ではないけれど、それでもやっぱり、そのやりきれなさ、胸にしみた。後ろ指さされるようなことしてきたわけじゃなくて、むしろがんばってきたのに。

あと「甘えかもしれないけど」と繰り返していたことも。

 

私は高給取りでも小野アナみたいなキャリアウーマンでもなく、ダメダメだけれど、ダメなりに自分で働いて自分の食いぶちを稼ぎ、自立してきた。当たり前だけど、税金も納めて、貯金もしてる。女だからと差別されることも(少なくとも表面上は)ない職場にいられている。

だから「女の苦労」とか「国がなんとかすべき」とかいう言葉をあんまり簡単に使いたくないっていう気持ち、プライドみたいなものがある、みたい。私は自分でなんとかできてるもん、っていうのが、ダメな私の数少ない矜持なのです。そのちょっと変なプライドが、権利を主張すること自体を「甘え」みたいに感じさせている。独身でも子なしでも、主張したっていいはずなんだけどね。